胚盤胞のグレードのみかた
体外受精の時に、大変気になるのが胚盤胞のグレードです。(胚盤胞とは、受精後5日目もしくは6日目の受精卵(胚)の状態のことです・・・つまり「生まれて5日目か6日目の受精卵ちゃん」のことですね) 胚盤胞のグレードの示し方にもいろいろあるようなのですが、ここでは代表的な「Gardnerによる分類」をまとめておきます。
もしも、胚盤胞のグレードが「5AB」だったとすると、
5・・・胚盤胞のグレード
A・・・赤ちゃんになる部分のグレード
B・・・へその緒や、胎盤になる部分のグレード
数字のグレード (優秀さの順番は、6>5>4>3>2>1)
1 初期胚盤胞(胞胚腔が胚の半分以下)
2 初期胚盤胞(胞胚腔が胚の半分以上)
3 完全胚盤胞(胞胚腔が胚の全体に行き渡る)
4 完全胚盤胞(胞胚腔が胚の全体に行き渡り、透明体が薄くなる)
5 孵化しつつある胚盤胞
6 孵化した胚盤胞
アルファベットのグレード (優秀さの順番は、A>B>C)
A 濃い
B ふつう
C 薄い
なので、もしも胚盤胞のグレードが「5AB」なら、孵化しつつある胚盤胞で、赤ちゃんになる部分は大変優秀、へその緒や胎盤になる部分も普通ですよ~ということになりますね。
参考にしたサイト・・・英ウイメンズクリニック http://www.hanabusaclinic.com/column/2008/11/post-2.php